40代サラリーマンの憂鬱
そんな歳になったんだなと40代サラリーマン、感慨深いものです。若い頃は40代はだいぶ立派な人だと想像していたけど、実際に自分がその歳になると、まだまだ知らないことも多いし、相変わらず通信簿みたいなものをもらうし、ドキドキ緊張することも多いしで、全然頼りない。
会社ではそれなりに部下もいて、ライン管理職をまっとうちゅう。そんな40代サラリーマン、部下から結婚式の挨拶を頼まれた。おいっ!嬉しいけれど、ドキドキするやないかい。
結婚式なんて、自分の結婚式、弟の結婚式そして友達の結婚式に3回の合わせて5回ぐらいしか経験がない。それらの結婚式でも誰が、どんな挨拶をしていたか全然覚えていない。流石に自分のは覚えているが、自分の結婚式は親族だけこじんまりとやったので、挨拶は子供の頃から良く遊びに連れて行ってくれたおじさんにお願いしていた。とても素晴らしい挨拶をしてくれた事が嬉しかったな。
さて、会社の部下の結婚式。どんな挨拶がいいのかな。
挨拶を考える憂鬱
まずはインターネットでどんな挨拶が一般的なのかを調べてみた。そして、図書館に行って挨拶の本を借りてざっと斜め読みをして、大体の挨拶の流れをつかんでみた。新郎にどのぐらいの時間の挨拶なの?って聞いたら”2〜3分でお願いします。”って事なので、そんなにこった内容にしなくてよさそうと一安心。
ところが、いざ作り始めてみると2〜3分のスピーチってなかなか難しい。
ある程度の始めと結びの定型分でも30秒ちょっとはかかる。残り2分30秒で何を伝えるか!
- 会社の紹介
- 会社での仕事ぶり
- 結婚生活の先輩からアドバイス
会社や仕事のことを、全然知らない人に伝えようとすると、それなりに丁寧に説明が必要で結構時間がかかることがわかりました。言い換えると、スピーチって真面目に考えるとめちゃくちゃスピーチ時間が長くなることを発見。今度からいろんな挨拶はまとを絞って発言するようにしようと思ったよ。
挨拶
部下の結婚式の当日。場所は東京・丸の内。生まれて初めて訪れました。9月中旬。晴天の日。ハレの日です。
まずは、挙式に参列して、フラワーシャワー・写真撮影に参加。その後、披露宴前の待合室で待機ですが、段々と緊張が高まってきます。披露宴会場に移動したら、席に着くとすぐに司会の人が、名前や役職などを確認しに来られました。
もう心臓は、ドキドキです。うまくいくかな。
式が始まり、新郎のウェルカムスピーチを聞いたら、主賓の挨拶です。
考えに考え抜いたスピーチ、約3分ほどですが、原稿も見ずにしっかり挨拶できました。良かった。
新郎や会場にいた新郎の同僚からもお世辞をもらいちょっと気分が良くなった。
今後、仮にスピーチする機会があったら今回の原稿をベースにしてスピーチをしていこうと思ってます。ぜひ、皆さんも何かの挨拶を想定して、一回準備しておくと良いと思います。
最後に、
新婦の父親の姿がちょっと寂しそうで、娘を持つ身としては少しうるっときました。
では、バイバイ
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